チャートの天気予報 weather forecast 2004 7 1
これは、以前も書きましたが、もう一度、取り上げましょう。
一般の投資家は、チャートだけを頼って投資するには、無理があります。
やはり、一般の投資家は、相場観を持つことが必要です。
今は、株式市場が、強気の相場なのか、普通の相場なのか、弱気の相場なのか。
図1を見てましょう。
株価は、2回も底をつけて、抵抗線を越えました。
ですから、Aの時点で、株を買うでしょう。
そして、図2のBの状況で、さらに株を買うかもしれない。
ところが、図3の展開になったら、どうしますか。
Aの時点で買った投資家は、Cの時点で、あわててしまうでしょう。
資金量の豊富な大口の投資家は、
株価が支持線で反転し、上昇すると、冷静に見てられます。
しかし、一般の投資家は、やはり、あわててしまうのです。
人によっては、あわてて株を売ってしまうかもしれません。
これは、不安心理に負けてしまったと言えるでしょう。
このように、一般の投資家は、チャートだけを頼って投資するには、無理があります。
やはり、一般の投資家は、相場観を持つことが必要です。
今は、株式市場が、強気の相場なのか、普通の相場なのか、弱気の相場なのか。